第1回「すべての報告は中間報告なり」

人が育ち、仕事の成果があがる!『情報によるマネジメント』

今日のテーマは
“すべての報告は中間報告なり” です。

☆☆☆

仕事に報告は、つきものです。

では、みなさんはいったい何のために報告していますか?

当然の義務だから・・・
上司の命令だから・・・
仕事が終わったから・・・

仕事が終了したら直ちに報告!
これが、いままでの報連相の決まり文句でした。

報告しなければ企業人としては失格ですが、
イメージとしては報告して一件落着!

つまり報告は「終点」のような感じでした。

いままでの報連相では・・・
東京発、博多行き。ただいま博多駅に到着しました。
というように、「終点」の感じでした。

しかし、博多へ着いたら、そこで何をするのですか?
何かするために、博多へ行くのでしょう?

そう。博多に着いてから仕事がはじまるのです。
肝心なのは「何のために…」博多へ行くのか、という「目的」です。

「目的」を考えると、報告は終点ではなく
「始点か、あるいは中間点」であることがわかってきます。

“すべての報告は中間報告なり!”という名言があります。
覚えておきましょう。

終了したらすぐ報告することの大切さを否定しているのではありません。

良い報告をするためには、「終わりました」だけでは、
不十分だということです。

例えば・・・
終わったから、次にこうします。
こういう事態が起こったので、こう対処したい。
という報告の仕方がイメージできます。

目的を明確にしますと、
報告の仕方(手段)は自ずと変わってきます。

これは、なにも報告に限りません。
私たちの、すべての仕事について言えることです。

何かことが起こったとき、
思考が、やり方・手段へ直行するのは「手段思考」です。

やり方・手段へ直行する「手段思考」をやめて
まず目的をあきらかにする、それから手段を考える「目的思考」に切り替えたいものです。